【MOKK】ナイトサファリ! 日本橋を舞台に行われたツアー形式のダンスパフォーマンス!

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こんばんわ、JPです。私はこの間、日本橋で行われた「ナイトサファリ」というMOKKが実験企画したダンスパフォーマンスを見てきました!私自身ダンスを踊るのは得意でないのですが、見るのは大好きなんです。今回は、そのときの様子を紹介をしたいと思います。

 

MOKKとは

村本すみれを中心に活動するダンスカンパニー。日本大学芸術学部在学中の2002年に前身が発足。2007年『—frieg』より活動を本格化し、メンバーは村本の他4人全員が同大学の同期スタッフで構成され、クリエイターやダンサーとのコラボレーションにより、「劇場機構にとらわれない空間からの発信」を軸とした活動をおこなう。
引用元:MOKK

当日、20時前に日本橋駅に集合。今回のツアーの添乗員を担当するのは、MOKKの制作補佐の柴田賀盆さん。すごく雰囲気でています。定員は20名でした。

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photo by MdiArt

みなさん集合されたようです。

 

いよいよスタート!


いよいよスタートです。添乗員さんの指示に従って、日本橋の街を歩きます。5分ほど歩いたところで広場に来ました、すると……!!

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photo by MdiArt

ここでダンスパフォーマンスが始まりました。

 

至るところで行われるダンスパフォーマンス


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photo by MdiArt

橋の向こう側で

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photo by MdiArt

デパートの入口の前で

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photo by MdiArt

柱の影から

 

ダンスパフォーマンス×街×日常の新体験!


印象的だったのは、この場所です!立ち止まって見ていると…….キツネが登場!!

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photo by MdiArt

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photo by MdiArt

通りすがりのサラリーマンや、若者が振り返って不思議そうに見ていました。

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photo by MdiArt

30分ほど日本橋エリアの歩行者通路を歩きながらツアー形式でまわり、キツネに導かれながらスタジオに入りました。最後はダンススタジオでのパフォーマンス。

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MOKK photo by bozzo

 

主催者に話しを聞いてみた


JP(以下――)日本橋という場所を選んだ理由は?

MOKK:コンテンポラリーダンスカンパニーMOKKは最後に誘導したstudio RADA(ラダ)が拠点になります。studio RADAを設立してまだ1年と半年ですが、日本橋のお祭りを受け入れる懐の深さや、歴史ある建物の多さが面白いです。街行く人もビジネスマンも多いし観光客も多いし、渋谷や銀座とは違った「ザ・TOKYO」という感じがあります。

――ライオン像の演出はびっくりでした。狐が日本橋の各所に現れてパフォーマンスをしてくれました。練習とか大変じゃなかったですか?

MOKK:実際外で練習したときは注目もすごかったですが、日本橋を歩く人たちって、何やってても「何かのアトラクションかな?」とスルーしたり写真構えたりパフォーマンスしてても普通に話しかけてきますし(笑)一度外で通し稽古をした時は、ライオン前がテレビのロケ撮影をやっていてやれなかったり……本番も何かあったらどうしよう、とドキドキしていました。何をやるかは稽古場で練習しますが、実際の場所でやってみて大分内容が変更することもありました。

――ガイドはどうでした?ツアーの参加者以外は知らないわけじゃないですか、行き違う人も「これ何のイベント?」って振り返ってましたよね。

MOKK:制作側が先頭に立つ今回の公演は、独特な神経の使い方をしました。公演全体の安全に配慮しながらも、歩く観客が自分でダンスを見つけることができるように、また、日本橋という舞台に感情移入できるように、歩く速度・歩き出しの促し、説明の分量やガイドの目印も公演やリハーサルの度に試行錯誤の連続でした。通りすがりの方は、最後尾のもう一人のガイド(案内)が、「ダンス公演中」というフリップを見ることで、すぐに合点がいき、ツアーに対して思い思いの距離をとってくださった、と聞いています。日本橋は、イベントが待望されている街なのかもしれませんね!

――今回「街×ダンスパフォーマンス×参加者」で、一つの作品を作り上げた感じがしました。体験型アートというか…こういった作品に興味あるんですが今後、企画されている事とか試してみたい事はありますか?

MOKK:MOKKはもともと、廃墟や駐車場、神社や教会、コンテナボックスの中など、劇場だけでなくさまざまな空間で体験型の作品を上演してきました。ダンスと観客がなるべく、日常と不思議な違和感で包まれているような体験として楽しんでくれればいいなと思っています。今後もこの企画はレパートリーとして続けていくつもりです。日本橋はまずは拠点として愛着がありますが、どの街でも場所の魅力があればどこでもやってみたいです。観光ツールとして自治体や町内会の人たちから呼んでもらえたら最高ですね!(演出家:村本すみれ/制作補佐:柴田賀盆)

 

最後に

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photo by MdiArt

いかがでしたでしょうか?夜の日本橋の街並みと行き交う人、そしてキツネのパフォーマンス、日常と不思議な違和感を体験する事ができた作品でした。インタビューでも言ってますが「どの街でも場所の魅力があればどこでもやってみたい」と、僕自身も町の魅力を引き出す観光ツールとして、この取り組みは色々な可能性があると思います。

実は、MOKK LABO #7「ナイトサファリ日本橋」が、さらにバージョンアップして9月に開催されるんです。今までにない、新らしい体験ができるので是非行ってみてはいかがでしょうか。チケットは予約制なのでお早めに。

詳細
MOKK LABO #7「ナイトサファリ日本橋」
構成・演出・出演:村本すみれ
出演:金子愛帆、絹川明奈、鈴木よう子、村田茜、佐藤有紀恵、平吹佳奈、藤井咲恵

出発日時
2015年9月26日(土)・27日(日)
9月26日(土) 20:30
9月27日(日) 20:00
料金    :1,500円
お問い合わせ:info@mokk.cc
専用予約フォーム

記事をまとめた人:JP(MediArt管理人)
Twitter ID:@pandawawapopo

 


2015-09-03 | Posted in EventComments Closed