神田警察署となりに忽然と全長50mの巨大バッタ現る!

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椿昇 + 室井尚作品
「インセクト・ワールド-飛蝗」

横浜トリエンナーレ2001のシンボルマークとして注目を集めた作品が13年の時を得て今年東京の中心に姿を現した。
今回神保町の旧東京電機大学跡地にて作品が展示されたのだが、その姿は「・・・バッタ」
虫が嫌いな人には苦手な作品だと思うが、そこは周辺のオフィス群の環境も入れた一つの作品として俯瞰して見て欲しい。
非現実的な巨大作品は違った見方ができるだろう。

私たちが用いている「昆虫」あるいは「昆虫的」という言葉は、何よりもまず「人間的」という言葉と対比されて使われています。つまりそれは、これまでの「人間的」想像力の枠を超えた、混成的でヘテロジェニック(異質)な想像力と自由の可能性の探究――人間的、哺乳類的ではない徹底的に異種の生命体の視点を提起したいということです。それによって、これまでの世界を動かしてきた枠組みとは異なる新しい文明のあり方を提案し、世界の見え方が根本的に変化するような意識革命を提起したいと考えております。

出展:The Insect World ・企画書

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虫嫌いな人にもバッタではなく一つのアート作品として見れたのではないでしょうか。ちなみに中に入れるそうです。

 


2014-10-21 | Posted in ImpulseComments Closed