「これで安心！」新宿クリエイターズ・フェスタ2015の巡り方をまとめてみた
アートで新宿区の街を彩る１７日間
平成27年8月21日（金）～9月6日（日）の期間で開催される「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」なんと今年で５周年。回を重ねるごとに展示作品、ワークショップなどのイベント数も増えてます。どれを見たらいいのか？そういったお困りの方の為に、私JP基準で考えたのでご活用下さい。ちなみに過去の本フェスタ観覧者数：2014年延べ約61万人・2013年延べ約80万人との事。すごい人数ですね。
出典：www.gtfweb.com
今回のプログラムを大きく分けると4つ。
- アーティスト展
- こどもアート
- 新宿アート・コンペティション
- まち中アート
イベント数が多いのでまず最初に、おすすめの行ってみたい”まち中アート”を3つご紹介します！
■まち中アート
モア4番街にパックマン現れる！
出典：www.gtfweb.com
ピクセル化された超巨大パックマン達が新宿をピコピコと侵略開始！ 映画「ピクセル」（9月19公開）協力のもと、「レゴ認定プロビルダー」三井淳平氏が80年代に世界中を虜にしたゲームキャラクターであるパックマン、ドンキーコング達をカクカクとブロックで再現。3メートル級の超巨大パックマンが新宿の街をピコピコ侵略する。
会場：モア4番街
日時：8月9日（日）～9月10日（木）
新宿中央公園に砂のゴジラ出現！！
出典：www.gtfweb.com
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都庁を見上げる新宿中央公園に、突然、出現した50トンもの砂山。近づいてみれば、砂の山からまるで発掘されたかのようなゴジラの顔が飛び出しています！ゴジラ好きは必見です。
会場：新宿中央公園 水の広場
日時：8月10日（月）～9月27日（日）
再開発地域の壁画
出典：www.gtfweb.com
出典：www.gtfweb.com
東大阪市や下北沢のほか、イタリアを中心に海外でも活躍する壁画家の「ＭＯＴ８」さん。都庁から歩いて5分、十二社通りに面している工事現場の仮囲いにペインティングをしています！22日（土）にワークショップがあるんですが、実際に色を塗れるみたいですよ。
ワークショップ：8月22日 10：00～17：00（雨天中止）
会場：「ザ・パークハウス 西新宿タワー６０」建設地仮囲い（南側道路沿い）
期間：8月31日～（フェスタ後も掲出予定）
■次はアーティスト展です！
国内外で活躍する著名アーティストや新進気鋭の若手アーティスト総勢18名が、新宿のまちを様々なジャンルのアート作品で彩ります。
出来れば開催期間中に全部足を運んでもらいたいですね。18名のアーティスト作品と開催場所を紹介します。
ARTIST①
河口 洋一郎
▼”呼吸する巨大宙貝 Shecco” 2014
出典：http://www.scf-web.net/ ©Yoichiro Kawaguchi
まちが秘める多様性・可能性から、新宿を「宇宙に一番近い都市」と表現する世界的ＣＧアーティスト河口洋一郎氏。宇宙の未知の可能性を捉え、表現した「進化型宇宙生物」が２つの会場に出現します。
場所
①新宿ファーストウエスト1Ｆ
②神楽坂 毘沙門天 善國寺
日時
①8月20日（木）～ 9月6日（日）
②8月21日（金）～ 9月6日（日）
作品名
①巨大宇宙鳥／Bircco
②宙魚／Ficco
ARTIST②
椿 昇
▼”Daisy Bell”2014
出典：http://www.scf-web.net/
美術と社会との関係を問い、独自のユーモアで衝撃的な作品を発表し続ける現代芸術家 椿昇氏が今年もフェスタに登場します。止まり木につかまる鸚鵡が表わすのは、多くを失いつつある現代への警鐘なのでしょうか。高さ7mの巨大バルーンアートは圧巻です。
場所：住友不動産新宿グランドタワー
日時：8月21日（金）～9月6日（日）
作品名：鸚鵡図
ARTIST③
蟹江 杏
▼”ANZのアリス展”2014
出典：http://www.scf-web.net/
小さな女の子や、キツネやリス、元気な男の子… あんずの絵の中には、たくさんの主人公の、様々なおはなしが詰まっています。見る人のこども心に語りかけてくる、絵の中の物語たち。あなたには、どんなおはなしに聞こえるでしょうか。新宿のビルのかた隅で、ひととき、あんずのおはなしの国に、迷いこんでみませんか。
場所：ヒルトピアアートスクエア
日時：8月20日（木）～8月28日（金）
作品名：あんずのおはなしの国展
ARTIST④
エマニュエル・ムホー
▼”100 colors “2014
出典：http://www.scf-web.net/
空間を色で仕切る「色切／shikiri」というデザインコンセプトを基に、世界各地で展開している「100 colors」シリーズ。今回は屋内と屋外同時に100色で構成した空間を体感できます。あなたの好きな色を見つけに来てください。
場所
①新宿野村ビル 北側テラス
②新宿三井ビル 1階 55スクエア
日時
①8月30日（日）～9月13日（日）※天候により展示期間が変更となることがあります。
②9月1日（火）～9月13日（日）10:00～19:00（最終日は17:00まで）
作品名
100 colors
ARTIST⑤
山本 信一
▼”Double Cosmos approaching” 2014
出典：http://www.scf-web.net/
大都市新宿に立ち並ぶ巨大ビジョンに、世界中へ数多くの作品を送り出している2 名のアーティストが映像アートを展開。
クールに映えるアートが新宿のまちを彩る。
場所：ユニカビジョン、アルタビジョン、フラッグスビジョン、エストビジョン バイ ルミネエスト
日時：8月21日（金）～9月6日（日）
ARTIST⑥
勅使河原 一雅
▼Kazumasa Teshigawara”無題8″2014
出典：http://www.scf-web.net/
モーショングラフィックアーティストとして、テレビＣＭの大都市新宿の毎年新宿 日々 巨大なビジョン 日々多くの人が行きかい賑わいを見せる 無数のビルと広告が立ち並ぶ
場所：ユニカビジョン、アルタビジョン、フラッグスビジョン、エストビジョン バイ ルミネエスト
日時：8月21日（金）～9月6日（日）
ARTIST⑦
保坂 俊彦
▼”DOOR”2011
出典：http://www.scf-web.net/ ⓒ2014 保坂俊彦／FAD／SRS Co.,Ltd.
砂という身近な素材で、多くの人が子供の頃から親しんだ「ゴジラ」を製作します。都心部では初の砂の彫刻展示となります。
場所：新宿中央公園 水の広場
日時
【彫刻期間】8月10日（月）～8月19日（水）
【展示期間】8月19日（水）～9月27日（日）
作品名：ゴジラ
ARTIST⑧
山下 裕之
出典：http://www.scf-web.net/ ⓒYamashita Hiroyuki
私達が夜眠りに着く頃、街の風景は別の顔を見せはじめます。昼間の雑踏とした光景とは逆に、夜の静寂さをドラマチックに切り撮り、無機質で機能美な世界観を表現した作品を展示します。
場所：ヒルトピアアートスクエア
日時：8月20日(木)～9月8日(火) 10：00～19：00
※9月8日最終日は16:00まで
作品名：アナザーワールド another world
ARTIST⑨
サダヒロカズノリ
▼”アイスバーグ”2014
出典：http://www.scf-web.net/
カフェの大きなガラス窓に、クレヨンを使って怪獣の絵を描きます。
場所：ホテルグレイスリー新宿 8F カフェテラス ボンジュール ガラス面
日時：8月26日（水）～9月6日（日）
作品名：怪獣大行進！
ARTIST⑩
ソメヤ ケンジ
▼”Contemporary”2014
出典：http://www.scf-web.net/
この場所から逃れたい。日常と言う現実世界から逃れたい。しかし、その場は現実世界の鎖によって繋がれていた。現実逃避が幸せなのか？それとも、その場を安楽の地とすべきなのか？束縛されている事に快楽を感じる全ての人達にアイロニーを込めて捧げる。
場所：住友不動産新宿オークタワー
日時：8月23日（日）～9月6日（日）
作品名：快楽依存症
ARTIST⑪
高尾 斉
出典：http://www.scf-web.net/
街が緑に覆われていく様子。種を植えて芽が出て、家より高くなって、隣の家も覆ってどんどん広がって街も覆い尽くす様です。
場所：ヒルトピアアートスクエア（ヒルトン東京地下１階）
日時：8月30日（日）～9月8日（火）
作品名：縦虹色
ARTIST⑫
中野 真紀子
出典：http://www.scf-web.net/
場所：ヒルトピアアートスクエア
日時：8月30日（日）～9月8日（火）
作品名：夕暮れダンサー
粘土の塊に命が宿るようにと気持ちを込めながら、作陶しています。そうして出来上がったもの達は様々なフォルムを持ち、平らであったり筒の形をしていたり、あるいは植物や花と共生しています。彼らはものを語りませんが、時にこちらの様子を伺っていたり、全くの無関心だったり、ひょっとすると大好きだったりします。
そんな土から生まれたもの達と出会える空間にしたいと考えています。
ARTIST⑬
永井 秀幸
▼”案内”
出典：http://www.scf-web.net/
今回制作する作品は街中での展示という事で、ただ作品を見て楽しむだけではなくお客さんも一緒に記念撮影できて楽しめるという事を意識したデザインになっています。デジカメやスマホのカメラのレンズを通して見ると立体的に飛び出て見えますので、お客さんにはカメラのレンズを覗いて見た時の錯覚の世界を存分に楽しんで頂ければと思っております。
場所：西武新宿ペペ前通路（新宿サブナード）
日時：8月21日(金)～9月6日(日)
作品名：謎の絵描き師
ARTIST⑭
趙 燁
▼”Cracked face cover”
出典：http://www.scf-web.net/
夏、少し冒険してみませんか？アドベンチャーはきっとあなたのすぐそばに隠れています。
場所：西武新宿ペペ前通路（新宿サブナード）
日時
【制作期間】 8月10日(月)～8月20日(木) ※予定
【展示期間】 8月21日(金)～9月6日(日)
作品名：アドベンチャーはすぐそこに
ARTIST⑮
稲葉 友宏
▼”星たちの逃げた夜”2014
出典：http://www.scf-web.net/
私は、作品を通して皆さんに「想像する時間の豊かさ」を感じて頂けたらと思っています。その為に想像をかき立て続ける事ができる表現を目指して日々作品を制作しています。今回は、[数えられなかった星たち]という鉄線を一筆書きの星を描くように曲げて造形した羊たちを展示致します。是非、作品のモチーフ、フォルム、動き、空間での関係性をヒントに皆さんそれぞれに物語や言葉など、自由に想像を膨らませてみて下さい。
場所：新宿住友ビル 広場
日時：8月21日（金）～9月6日（日）
作品名：数えられなかった星たち
ARTIST⑯
?田 達彦
▼”夢の中”2014
出典：http://www.scf-web.net/
吉田氏は、誰しもが持っている家族、友人、恋人や様々な人間関係の中で記憶されている感情をかたちにした作品を造っています。
そして鑑賞する人々が心の中に埋もれた優しさや安心感や安らぎを思い起こしてくれることを願って作品を制作しています。
陶という素材を通じても温かさが伝わってきます。
場所：新宿モノリス
日時：8月21日（金）～9月6日（日）
作品名：きおくのなかで 「マック」と「Anne」
ARTIST⑰
鈴木 一太郎
出典：http://www.scf-web.net/
様々なメディアが発達した現代において、我々にとってのリアリティとは身体的体験なのか、視覚的認識なのかという疑問を、ピクセルアート（ドット絵）によって作られた彫刻を制作することで追求している。「単眼的風景：Gruppo del Laocoonte」はギリシャ神話の都市にまつわる「トロイの木馬」の一場面を表現しているというラオコーン群像をモチーフとした作品である。古代の都市と現代の都市の時代を超えて見せる繋がりを表現している。
場所：新宿野村ビル、新宿ＮＳビル
日時：8月21日（金）～9月6日（日）
作品名：単眼的風景
ARTIST
東 學⑱
▼”弁財天の龍”2014
出典：http://www.scf-web.net/
昨年歌舞伎町公園の壁面に龍の絵を描いた東學さんが、今年同じ場所で虎の絵を描きます。本作品は歌舞伎町アート・プロジェクトの一環として、フェスタ終了後もお楽しみいただけます。
場所：歌舞伎町公園
日時：9月下旬実施予定
作品名：東學 ライブ・ペインティング
おわりに
ここで紹介した作品・イベントは、まだごく一部です。他にも全国の学生や若手アーティストによる作品が競演する新宿アート・コンペティションや気軽にアートを体験できるワークショップがあります。
デートで気軽に行ってみる、アート好きな友達と行ってみるなど、まち中で気軽にアート楽しめるイベントなので是非足を運んでみてください。それでは！
■イベント概要
- 開催期間：2015年8月21日(金)～9月6日(日) 17日間
会場：新宿駅周辺各所、神楽坂、市ヶ谷、中井
主催：新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会、新宿区
後援：東京都
協賛：東日本旅客鉄道株式会社、住友不動産株式会社、株式会社ロッテ、
東日本電信電話株式会社、小田急電鉄株式会社 ほか
記事をまとめた人：JP（MediArt管理人）
Twitter ID：@pandawawapopo