【インタビュー】いよいよ開催!三十三間堂プロジェクト「菩薩になって菩薩に会いに行こう!in高月」

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こんにちはJPです。
いよいよ1ケ月後に迫ってきました!10月16日(日)に開催される、観音の里ふるさと祭り。

全国でも有名な観音様のお祭りなのです。今回、その由緒あるお祭りで、三十三間堂プロジェクトを中心に活動されているアーティストTETTAさんを長浜市高月にお呼びして、企画をさせて頂く事になりました。

その名も三十三間堂プロジェクト「菩薩になって菩薩に会いに行こう!in高月」です。

今日は打ち合わせで長浜市高月に来ているTETTAさんに、観音様の魅力やイベントの見どころを
伺ってきました。


長浜市には、130を超える観音をはじめとするたくさんの仏像が伝わり、古くは奈良・平安時代に遡るものも多くある


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JP(以下――)まず最初に、三十三間堂プロジェクトについてお話しを聞かせて下さい!どのようなプロジェクトなのですか?
TETTA:三十三間堂プロジェクトは、2010年5月からスタートし、1,000人の仏顔を集めるのを目的としています。イベント内ワークショップでは参加者は極彩色のメイクを施し、仏となって顔写真を撮影します。収集された顔写真は、全て左顔をシンメトリーに合成加工し、人間の顔から少し逸脱したものへと再構成されます。

仏像と人間の決定的な違いはその対称性にあると言われ、特に左顔は創造性・女性性等を司り、本性の出る顔といわれます。虚像と実像を合成することで生まれる、本性のみが露出した顔となります。ヨーロッパなどでは左顔の事を「神の顔」「エンジェルフェイス」などと言ったりするそうです。

三十三間堂とは京都にあるお寺・蓮華王院の本堂のことで、堂内には1,001体の菩薩像が並び、その仏量は圧巻で「この中に会いたい人の顔がある、自分に似た顔がある」という言い伝えがあるのが有名です。つまり、1,000人の現代人の仏顔が並ぶことで表現されるものはその「言い伝え」であり、歴史の一部に成る事と同等であると考えます。

そして、2012年9月参加者はついに1,000人を達成しました!!

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しかし、三十三間堂の創建当時の1,000という数字は「無限」という概念である事に気づきまして1,000人収集達成後もプロジェクトは進行中です。現在参加者は1,500人を超え次の目標は10,000人を目指しています。

――今回会いに行く、高月の観音様の見どころをずばり!
TETTA:今回のお散歩(ツアー)は
赤後寺

西野薬師堂

片山観音堂

渡岸寺観音堂
の順番でバスで巡ります。

赤後寺には、千手観音さんと聖観音さんの2躰が並んで安置されています。度重なる戦火のため、村人たちは観音様を守るために土の中、川の中に埋め守ってきたという歴史があります。そのためか、手首やつま先がなくなってしまったちょっと痛々しいお姿ですが、体幹のしっかりとした肉付きの良い体つきで包容力を感じさせます。厄を転じて利となす「転利(コロリ)観音」として親しまれていて、三回参拝すれば長患いせず極楽往生できるともいわれています。

西野薬師堂には、平安時代に作られた十一面観音さんと、頭の形が少し変わった薬師如来さんがいらっしゃいます。ちょっと宇宙人のイメージに近いような……。そしてこちらの薬師さんは、本来阿弥陀さんが結んでいる来迎印という手の形をしていますが、両手が後補のためのようで実際よくわかっておらず「伝薬師如来像」とされています。

片山観音堂は山本山の中腹にあり、琵琶湖が見晴らせる絶好のロケーションです!こちらにいらっしゃる十一面観音さんは、西の琵琶湖の方向を向いていて、見下ろす形で安置されています。琵琶湖を行き来する漁船や人々を守っていると言われいます。ある嵐の日に、岩の上に立って右手で大津波を押し止め、村人たちを守ったという逸話もありますよ。

最後の渡岸寺観音堂の十一面観音さんですが、日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作といわれています。私が「菩薩になる」というパフォーマンスをしたきっかけの方でもあります。大きな耳とう、頭の上のお顔たちも他の十一面観音より大きく全国的にも珍しい造りと言われています。整った大陸系のお顔立ちや、腰のくびれた見事なプロポーション。背中がとてもかっこいいので、背後からぜひ見て欲しいです。


今回のお散歩はバスで巡ります!ロケハンしてきました


TETTA:観音様を当日、菩薩に変身した参加者の皆さんで巡ります。片山観音堂では琵琶湖ととんでもなく急な階段を使った撮影を楽しみにしています!

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高月駅にある案内図。

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赤後寺の様子。お堂の近くには、呼び出し用の携帯電話があります。

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西野薬師堂。

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片山観音堂。琵琶湖が見晴らせる絶好のロケーションです!

※案内してくれたのは、長年高月でまちおこしに関わっておられる武田さん。


Yo!おまいりやす!


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今回、長浜に移住してきてから、はじめて高月のお寺を巡ったのですが、お寺の入付近に必ずあるのが「よう、おまいりやす!」の看板。

武田さんに話を聞くと、「ようこそお参り頂いてありがとう」の気持ちです。Yがヤングで、Oがオールド、老いも若きも、ようこそ観音の里に!ですね。おまつりの合言葉で、参詣者の皆さんをお迎えする村人の心です!とのこと。

よう、おまいりやす!看板を見ると、とても幸せに感じる瞬間がそこにはありました。


最後にイベントの紹介


今年で32回目を迎える「観音の里 ふるさと祭り」。菩薩講座で学び、菩薩に変身し、菩薩に会いに行く。そんな体験ができる今企画。観音様を観に今年の秋は是非、長浜市高月に遊びに来てください。

観音の里 ふるさとまつりイベントページ

イベント名:三十三間堂プロジェクト「菩薩になって菩薩に会いに行こう!in高月」
日時:10月16日(日)12:00~(17:00終了予定)
講師:TETTA
定員:20名
会場:サンレイバ―高月
参加費:2.500円(仏像講座+菩薩メイク+撮影+菩薩ツアー)
※出来上がった写真は後日お送りします。
※バス費用含む

主催:MediArt
お問い合わせ(申し込み)
三十三間堂プロジェクト 担当:杉本
TEL:090-5822-7668
E-mail:33project2010@gmail.com
 
記事をまとめた人:JP(MediArt管理人)
Twitter ID:@pandawawapopo

 


2016-09-13 | Posted in InterviewComments Closed