「世界最大級!」別名、地下神路殿と呼ばれる首都圏外郭放水路
地下50メートルを流れる、世界最大級の地下放水路!
埼玉県春日部市にある「地下神殿」をに行ってきた。
首都圏外郭放水路とは?
あふれそうになった中小河川の洪水を地下に取り込み、地下50メートルを貫く総延長6.3キロメートルのトンネルを通して江戸川に流す、
世界最大級の地下放水路。日本が世界に誇る最先端の土木技術を結集し、平成18年6月に完成。
毎年7回程度の洪水を安全に処理することで、住宅地等への氾らんを防いでいる。要は地下で洪水と闘ってくれていたという事。
何かかっこいいですね。
埼玉県・南桜井駅からバスに乗りこみ、およそ15分。こういった建物(龍Q館)に着きます。ここで学受付および説明を受ける。
ちなみに見学会に関しては公式サイトから事前予約が必要です。1日3回定員25名で火曜日~金曜日の平日のみ。
1年に1回週末に見学会が開催されるのですが今回はその週末に開催された見学会に参加した。
説明が終り、そして入口へ!
建物の外にひっそりと外郭放水路の入口がありました。
いよいよ地下神殿に突入!
ドキドキです。
調圧水槽のスケールは,幅78m,長さ177m。サッカーグランドと同じくらい。
地下にこれだけのものを造れる日本の建築技術はスゴイです。
調圧水槽の中には、巨大な柱が59本あり、一本の長さは7メートル、幅2メートル、高さ17メートル、重さは500トンもある。
写真で人と見比べると大きさがわかる。
そして今回の特別見学会では通常非公開とされている「ポンプ室」を特別に公開してくれた!
何気なく走っていた国道の地下50mには,6kmに渡ってトンネルが続いていたと知った。
人知れず,天災から私たちを守るために働いている多くの人達がいると思うと感慨深い。
首都圏外郭放水路 見学会の概要
場所:埼玉県春日部市上金崎720
電話番号:048-747-0281
営業時間:火~金で3回/1日の見学会あり
定休日:土日祝は見学会なし
予算:無料
流域の洪水を防ぐ首都圏外郭放水路の概要をビデオ・模型等を使ってわかりやすく解説し、
「地下神殿」と呼ばれている巨大な調圧水槽を実際に見学(立坑・トンネルの見学はありません)
調圧水槽(地下)の見学が中止の場合は、龍Q館(庄和排水機場内)での事業及び施設稼働状況の紹介となります。