MediArtはじめました!

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「大好きなアートのメディアを作りたい」ということでアートやアーティストをキュレーションして紹介する「MediArt」をはじめました!
ちなみに僕の言うアートの定義とは、見たり体験したりして心を刺激するものです。
自分も30歳を過ぎて良い大人になった訳ですが、やっぱり大好きなことを仕事にしたいなという事ではじめるに至りました。
新しい事を始める時に自分はWhat(なぜ?)とHow(どうやって)の2つの軸で話をするのですが、今回はWhat(なぜ?)について書きたいと思います。

 

①アートが好きだから
僕は絵を書くのは下手ですがアートを見たり体験したりするのは好きです。
ここの説明はAboutに書いてるので割愛します。

 

②メーカーと呼ばれてるところがない (不透明だがマーケットはある)
まずメーカーですが、僕が思うにメーカーとは価格や売ってる場所がイメージできるものと位置づけています。
例えばトヨタの軽4であれば100万~くらいかなとか、冷蔵庫であればこれくらいかなーとか。
日本のアート業界でいうとメーカーというものが存在しない、そもそも売ってる場所も価値もよくわかならい??という感じだと思います。
あと高そうとか怪しいとか….
同じ先進国のアメリカやヨーロッパを見てみると日常にアートの習慣があり普通に楽しんでいる、美術館も無料とかetc…
日本だけ特殊なような気がします。
しかし怪しいものが⇒怪しくないに変わったときそこにはビジネスチャンスがあると思います。昔からそうですよね。

あとは実際に美術館や各芸術祭にはみんなお金を出して見に行ってるんですよ。例をだすと

2013年展覧会(森美術館を抜粋)

7位 スヌーピー展 86日 283,624人
8位 ミュシャ展  86日 283,424人

 

2010年 瀬戸内国際芸術祭

入場者数  93万8,000人
経済波及効果 111億

ってな感じです。実際には結構みんな美術館やイベントに足を運んでいます。
あとCOURRiER Japon Vol.120でもクリスティーズの特集をしてましたが
アート市場の規模は年々増加しています。ITでいうとチームラボやPixivなどメディアでよく見かけますがアート性が強いと思います。

 

③ブランドである

アートの価値ってアーティストの価値ですよね。

例えば僕が草間弥生と同じ材質で同じものを作ったとしても、僕が作ったものに対してはほとんど価値がないんです。
商品として考えるのであれば利益率が良いと考えます。

 

④参入障壁が低い
素人の僕がいうのもなんですけど日本のアート市場って未成熟だと思うんですよ。
だって何処で気軽に買えるかわからないし、いくらか適正な価格さえもわからない。
未成熟な市場っていうのは参入しやすいですよね。アートでビジネスの話ができる人は一部を除きほとんどいないと思います。
で、誤解を恐れずに言えば日本でいうと古物商の許可を取ればアートを販売できます。
例えば僕の知り合いの絵描きさんの絵を売ることだってできる。

芸術に関しては音楽業界と良く似てると思います。
音源で聞くのと実際にライブに行くのとでは全く違いますし、アーティストの魅力が歌や曲にそのまま反映されます。

簡単に書きましたが上記を踏まえてメディアなどアートに関するビジネスをしていく予定です。

 

 

「衣・食・住・アート」の日本を目指して―いまから始める芸術産業論
「衣・食・住・アート」の日本を目指して―いまから始める芸術産業論 柴山 哲治 (著)

 

 


2014-10-01 | Posted in BlogComments Closed